幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

日曜日。もう凪翔兄は大丈夫ということで、うちに帰ってくるんだっ。だから、わたしは家でそわそわとしていた。


いやっ、昨日会ったばかりなんだけどさ。なんか、恋人になったって実感がないから、はやくあれは夢じゃなかったよねって確かめたくて……。

そんなことを考えていると、インターホンがなった。

凪翔兄だっ。

わたしは、玄関へと駆ける。


「凪翔兄っ、おかえりなさい!」

勢いよくドアを開けると、凪翔兄がいた。