幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

自覚してすぐの、全身全力全速な告白。

全然、期待してない。だって凪翔兄は……わたしのこと、妹みたいにしか思ってないから。

「…………やばい。無理」

ほら、やっぱり。

わたし、振られちゃうんだ……。

ぎゅっと唇を噛んで、俯く。


……けど凪翔兄は、手を引っ張って、わたしを抱きしめた。