幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

凪翔兄が、わたしの名前を呼ぶ。

今では、凪翔兄のはっする言葉や動き全てが、二度と見れなくならなくてよかったって思ってしまう。

「心配かけて、ごめんね」

そう言って、微笑む凪翔兄。

その瞬間、ぶわっと胸に熱いものが生まれた。

まるで、つぼみが、綺麗な花を咲かせたみたいな。


……あれ? あれれ?