幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

わたしがそう言うと、燈くんはぎゅっと顔をゆがめながらも「うん」と頷いてくれる。

「燈くんのこと友達としてでは、大好きだよ」

するすると、言葉が出た。

これが完全な……わたしの本音。


「これからも友達として、仲良くしてくれる……?」


尋ねると、燈くんは目を見開いたあと……くしゃっと、微笑んでくれた。

「もちろん。……よろしく!」

その時の燈くんは、雨なんか吹っ飛んじゃうくらいに、明るい青空みたいな笑顔だったんだ。