幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

澄んだ、綺麗でまっすぐな瞳。


「……好きです」


へっ……!?

い、いきなりっ……?


顔が熱くなる。でも、なぜか燈くんの顔が、覚悟を決めたようにしっかりとした芯を持っていて。

今、ここで返事をしなきゃいけない──。そう感じた。