幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

わたしがポカンとしているあいだに、海津さんたちは仲間が倒されたことに怒りを覚えて、燈くんへと一斉に飛びかかった。

けれど、それを燈くんはいとも簡単に倒していく。

喧嘩ってなんか荒々しいイメージだったけど、燈くんがすると……綺麗って、感じてしまうほどだった。


「全然足腰がなってないよ。言うことはいっちょまえなのに、弱いんだ?」


い、いやいや燈くんっ! あなたが強すぎるんですよ……!

呆然と見ていると、一人がわたしに向かって走ってきた。