幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

心配になっていると、燈くんがスタスタと海津さんの仲間の一人に歩み寄って、その人の顔を手で殴った。

……一応もう一回言う。燈くんが、海津さんの仲間を、殴った。

「……え?」

その殴られた人は、不意打ちをつかれてか、あっけなく倒れていく。

「あ、燈くんっ……!?」

「俺、こう見えて結構強いんだよね〜。だから心配しないで」


にこっと、わたしに向かって微笑む燈くん。