幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

「あれ? 彼氏くんじゃーん」

「正義のヒーロー登場ってか?」

「なんでここわかったんだろー。怖〜」

海津さんたちは、なんだかこの状況を楽しんでるみたいに笑っていた。

わたしから離れてくれて、ひとまずは安心。


……でも、どうしよう……。

よくよく考えれば、海津さんたち高校生五人と、中高生二人。勝ち目ないのでは……!?