幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

「月!」

「月ちゃん!」


ガララとシャッターを開けた音と聞き慣れた声が聞こえてきて、わたしはその方向を見た。

もしかして、もしかして……。


「凪翔兄っ、燈くんっ……!」


本当に……助けに、来てくれたっ……。