幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

「……やめてください」

「ん?」

「……凪翔兄のこと、悪く言わないでくださいっ……」


怖かったけど、でも、キッと海津さんを睨む。

……すると海津さんは、顔から笑みを消した。

「あーあ、もうちょっと楽しもうかと思ったんだけど。ねぇ、この子、暴れないようにしといて」

「了解〜」

海津さんの仲間の人たちに、腕を掴まれて動けなくさせられる。ほどこうとしたけれど、さすが、男の人の力は強かった。