幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

わたしだけで脱出するのは、すごい難しいかもしれない……。


やっぱり……助けを待つしか、ないのかな……。

自分が何も出来ないのが悔しくて、ぎゅっと唇を噛む。

そのまま五分ほど、一人で考えてきた時だった。

「あ、そーだ月ちゃん。昨日の続き、する?」

「……っ」

話しかけられ、ちゃった。