幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

話題は、わたしと海津さんがどうやって出会ったかって話になった。

海津さんたちでもりあがっていて、わたしが話しかけられることはない。

でもその方が、変な答えを返しちゃって刺激するよりは全然楽……。


わたしはそんなことを思いながら、周りを見る。

出口を見張っているように一人いるから、今入ってきたところからは出れない。

窓もあるけど、結構高いところにあるからわたしの運動神経じゃ無理そう……。

裏口も……見た感じ、なさそう。