「へっ……!?」

むにゃむにゃと呟いた凪翔兄の言葉に、顔が熱くなる。

これは……からかわれてるっ……?

いや、無意識……なの、かな……。


なんか聞いちゃいけないことを聞いちゃったみたいで、わたしは手をそっと解きあわててリビングへ向かった。