でも、そんなことで俺はすぐ諦めないよ?

「星さーん、頼みがあるんだけど」

早速星さんを呼び、口を開く。


「どうしたの?」

「今日、ここに泊まっちゃダメかな? 母さんが今日はすっごく遅くなりそうだって」

もちろん、嘘だけど。

「いいわよ」