ちゃんと、恋に溺れさせられるぐらいかっこいい男子になるから。

どんなに俺から逃げたって……逃がさないよ?





ソファでゲームをしながらそろそろ帰ってくるころかな、と思っていたら玄関から月の声が聞こえてきた。

今日は、月の母親……星さんがずっと家にいた。

多分……俺と二人きりになりたくないから、頼んだんだろうな。