愛したきみは偽物ー許されることー

数十分後。体がふわっと浮く感覚がした。最新の技術で道に迷わないように行き先まで運ん

でくれるナビなんだよな。

うちの最寄り駅ではこの制服が私だけの特権みたいに少なかったのにここでは同じ制服の人

で溢れかえっている。

「あの子きれー。」

耳を澄ませるとそんな声があちこちからした。

言われているのは多分、、、私のことだ。

私はいわゆる「容姿端麗」と言うやつだと言われる。他の人からしたら私の桜色の髪と整っ

た顔が羨めるらしい。私からしたら目立つとか染めてるとか言われるし子供っぽくてやなん

だけど。