やばい。 もっと見たい。もっと聞きたい。 月城さんの、震える声。 「ち、千景くん…消しゴム返して…」 今にも消え入りそうな声でそう言った彼女の首に、今度はしっかりと触れてみた。 「…ひゃっ…!?」 さっきよりも、もっと顔が赤くなってる。 …りんごみたい。 その反応が、可愛すぎて。つい、笑いそうになる。 でも、次の瞬間――キッと睨まれた。 その顔すらも、なんか… あー。やばいかも。 可愛いとか、面白いとか、そんな言葉じゃ足りない。 もっと、もっと触れてみたい。