勉強会のご褒美は。



学校が近くなってくなってくると、人も多くなるけど、高級車も増えてきた。

さすが、お金持ちな人がたくさん通っている学校なだけある。送迎車が絶えず校門前の広い駐車場を入ったり出たりしている。


そして、こっちはこっちですごいことになっていまして……



「おはようございます西郷様!」

「おはよう。」

「西郷様、おはようございます!!!」

「うん、おはよう。」



と、SAIGOグループの次期社長、すれ違うたくさんの人から挨拶されてる。


……それは、いいことなんだよ、うん。みんなに慕われてるのはとってもいいこと。


なんだけど――。



「えっと、…遥翔様が送迎車を使わないとは珍しいですね…?」



みんな、チラッチラッと遥翔様の隣を不自然に見ながら、何か言おうとしている。

そりゃ、気になりますよね……こんな勉強できなさそうで(事実)見たこともない女子が、大手企業であるSAIGOグループの次期社長の横を歩いてたら。

でも、みんな遥翔様相手に言い出しにくいのか、もごもごしてなかなか聞き出せていない。

そんな中、ドタドタっと足音が。



「遥翔、っはよー!!」



振り返ると、この学校の制服を着た男子が隣りを歩いてた遥翔様に飛びかかろうとしている…!?

私は咄嗟に、遥翔様の肩を自分の方によせる。

すると、遥翔様に飛びかかろうとしていたその人は、飛びかかる人がいなくなり、「うわーっ!!!」っと情けない声を出して、大きく前に傾いた。

私は、その人の襟をぐいっと引っ張り、転びそうになっているところを防ぐ。

この人、ここの学校の制服を着ているし、ここの学校の生徒さんだよね?

それなら、結構お金持ちなんだろうなって予想が尽くし、転んで私が悪いとか言われたら嫌だから一応助けた、けど、良かったのかな?

遥翔様と周りの人達は呆れたような顔してるけど…。



「あっぶなー!! まじか、転んでない!ぜってぇ転ぶと思ったわ〜っ」



そう言って、笑いながら制服を整えた人は、…もちろん誰なのかわからない。



「毎朝飛びついてくんなよ、氷。」

「え〜、いいじゃん別に! しかも今日は避けられちゃったしー?」

「よくない。…今日は弥夏が避けてくれたからな。」



よくやったという少し無邪気な笑顔を向けられ、その年齢相応な笑顔に思わずドキッとした。

遥翔様は顔がいいから、普通の人がしてもなんとも思わないようなところをドキッとしてしまう……気をつけよ。


……で、この人は誰だろう?

遥翔様とタメ口で話してるってことは、結構仲良いのかな…?

全然、そうには見えないけど……。



「このうるさいのは敦賀氷。小5でこいつが転校してきて、初めて話しかけられたときからずっとこんな感じのやつだ。」



今度こそ飛びかかろうとしてくる「うるさいの」を手で止めながら、遥翔様は少しうんざりしつつも紹介してくれた。

紹介された「うるさいの」こと敦賀氷様は、遥翔様の手をひょいっとのけて遥翔様に飛びかかり、抱きついた。



「はじめまして、敦賀氷(つるがひょう)でーす! さっきはどうもありがとね!」

「はじめまして、紅雷弥夏です。 敦賀様が転ばなくて良かったです……?」

「敦賀様!? あはっ、様なんていらないよ、オレのことは氷って呼んで!」

「……氷さん?」

「さん呼びかぁ……くん呼びじゃダメー? ついでに敬語も外してさっ!」



くん呼びで、しかも敬語まで外す…!? なかなか距離感が近い人だな…?

というか、敬語外してもいいの? まだ、会って1日どころか数分しかたってないよね…!?

自分から話しかけに行くの苦手だから、うれしい、けど。



「なら、…氷くん…?」

「やった〜! よろしくね弥夏ちゃん!」

「う、うん…っ」

「さっそく教室までレッツゴー!!」



氷くんが、くるっと学校の方を向いて歩き出そうとすると、「待て。」と止める声がかかった。

…? なんだろう?



「弥夏はこれから職員室に行くんだろ? オレも用事があるし、氷は先に教室行ってろ。」

「あ、そうでしたっ! 忘れるところだった…。」

「えーっ? つまんないのーっ ――あっ!わかった!!!」



遥翔様のおかげで思い出した私は、すでに氷くんを追い抜いていこうとする遥翔様についていく。

けど、氷くんの大きな声にびくっと振り向く。



「遥翔、弥夏ちゃんのことが好きだから、2人で居たいんだ!!」



予想もしない爆弾発言に、私も遥翔様も、その周りの人たちも、全員が一瞬動きを止めた。



「え?」

「はぁ?」



ん、んん? 氷くんの思考回路が理解できない…。 遥翔様も意味がわからないと驚いている。

な、なんでそういう事になったんだろ? 遥翔様はただ、職員室に行こうって言っただけだよね?



「だって、遥翔が今まで女の子に一緒に行こうなんて言ってるところ見たことないし、それしかなくないっ?」



周りの人たちも、「言われてみればそうね。」とか「そんな、遥翔様が、あの人を…?」とか、ざわざわし始める。

あわわ、なんでそういうことになるの…!?
そんなことあるわけないし、…これじゃあ遥翔様の印象が下がっちゃう……

しかも、遥翔様に関わる話だ、すぐに学校全体に噂が回ってしまうのでは…!?

変な噂が流れることだけは、遥翔様のためにも今後の学校生活のためにも絶対に避けたい…っ


遥翔様が私と一緒に行った理由をちゃんと説明すれば、みんなわかってくれるよね…?

理由を言うとしても、私が遥翔様のボディーガードと言ったところで今までの経験から信じてもらえるかわからないけど…


どうしよう…と考えていると、遥翔様が私の目を見つめていることに気がついた。

…? なんだろう、見つめられて――あっ!

遥翔様、今、私の心読んでるんですね…!?

問いかけるように見つめると、遥翔様はうんと言うように1回瞬きをした。


2人でアイコンタクト……意思疎通?を取っている間も、みんなのざわざわはおさまらない。

急に私たちが黙ったことで、「黙られたわ……やはりそうなのかしら…?」「アイコンタクトも取ってるわ、すでにお付き合いされてたり…!?」などなど、…あらぬ噂をさらに立てられている。


あーっもう!何でみんなそんな考えになるんだ!!

だからっ、普通に考えて遥翔様が私を好きなんてありえないし、ましてや付き合ってるなんて絶対にない!!ってことわかるでしょ!

遥翔様……、どうしたらいいですか…
私が一度言ったら、みんな信じてくれるかな。

遥翔様は、厳しいと言うようにうーん…と首を傾げる。

ですよね、転校初日で有名な人というわけでもない私が言っても信じてもらえるわけがないですよね。

遥翔様が言ったら、みんな信じてくれるかな…?

お願いしてもよろしいでしょうか……っ?

すると、わかったというように頷いた遥翔様は、私から目線を外した。



「お、秘密の会話、終わった? 仲良しだねぇ〜、もしかしてすでに付き合って――」

「違う。」



氷くんからの冷やかしが入ったところを、遥翔様がスパンと否定する。



「弥夏はオレのボディーガードをしてくれているんだ。弥夏と一緒に登校したのはそのためだし、決して付き合っているわけではない。わかったな?」

遥翔様が冷ややかな声ではっきりと言ってくださったおかげで、周りの人たちは「なるほど」と理解した顔になる。

「だから一緒に登校してきたのね。」とか「そういうことなら納得だわ。」とか。納得してくれてよかった…!

氷くんも「そういうことだったんだぁ、ごめんね〜っ」と手を合わせて謝ってくれた。

…誤解が解けてよかった。変な噂が広まると、色々と大変だからね。

誤解を無事に解いて、職員室に向かう。

すると、すごく小さい声だったが、誰かが「なんで遥翔様が言ったわけ?あのボディーガードが自分で言えばいいじゃない。」と言ったのが聞こえた。

耳がよい私にははっきり聞こえた。
遥翔様は、聞こえたのか聞こえてないのかは分からないが、そのまま歩いていく。

まぁ、小さい声だったし、聞こえてないか。
聞こえてたら聞こえてたでなんか気まずいし…

私は、ふっ…と短く息を吐いて、気持ちを切り替える。

こんな小さいことを気にしてたらきりがないから、切り替えようっ!……おわっ!?

遥翔様が急に立ち止まった。 なんだろうと遥翔様の前を見る。 すると、



「オレが言ったほうがみんな信用するだろ。オレのことはどう言ってもいいが、弥夏のことを悪く言うな。」



と、行く先に立っていた、お嬢様のような女子に、至近距離で睨みながら、そんなことを言っていた。

その遥翔様はすごく怖く、言われた女子は、ハイ…とすくみあがっている。


遥翔様、こわっ……あんな表情するんだ…

あの真面目な顔と、能力を打ち明けられたと寝起きの機嫌悪いときのあの顔しか知らないから、びっくり。

そして、寝起きの不機嫌顔よりも怖い、本当にめっちゃ怖い…


遥翔様は、その後何もなかったかのように歩いていってしまった。

私は遥翔様について行かないと職員室の場所がわからないから、なんだか申し訳なくなりながらもついて行く。

後ろを少し振り返ると、さっきの女子はガクガクと震えていて、周りの女子たちが慰めていた。


――転校初日、こんなんで大丈夫なのかな。







ちなみに、ここの学校は送迎車とかも来る関係で、敷地に入ったところから校門までがすごく遠い。
やっと校門の所まで来て、靴箱がはっきり見えてくる。

わ、靴箱まですごくきれいっ……

その靴箱の横には風紀委員の人かな?制服をビシッと着こなした真面目そうな人が立っている。

私達がその人の前を通ろうとすると、ビシッと腕が前に出てきた。

え、なに!?



「そこ!名札!!」



大きな声でそう言われ、キリリとしたその人の目に睨まれる。

あ、え、名札!?でもまだ名札もらってない…!



「まだ名札…」

「おい、そんな声を荒げなくてもいいだろ。」



まだ名札をもらっていないと言おうとしたけど、春菜様の声に遮られた。

春菜様は、その人の腕を自分の腕で軽やかに避け、



「今日転校してきたばかりだからな。今から取りに行く。」



そう言って歩いていってしまう。

お前も来いという目で見られたので、風紀委員の人に申し訳なくなりながらササッと横を通って春菜様に追いつく。



「ありがとうございます。」

「うん。良いやつだけど、校則守ってないやつには程なく厳しいからな。声も大きいし。」



それで、私が困ると思って助けてくれた?お優しい…!

私の心の声を聞いたのか、遥翔様の広角がすこし上がった。





職員室で名札と生徒手帳、その他諸々をもらって教室に向かう。

クラスは遥翔様と氷くんと同じ3組。調べた情報や噂によると、3組は学年で別れているクラスのなかでトップに成績がいい人たちが集まっているクラスなんだそう。

こんな、テストで3点取るような人間がいても良いんだろうか。


――だめなのでは?

というか、まずなんでこんなすごい学校に入れたのかも謎なんだけど!?

遥翔様がお金で――、んん、触れないでおこう。


今考えると、今回の転校、色々と聞かせれてないけど大丈夫なのかな? これまでは転校するほど遠いところの以来は受けてこなかったから転校なんてしたことないしわからないな… 私が心配し過ぎなだけ?

もんもんと考えながら階段を登ったところの角を曲がる。


ドカッ



「わっ、すみません!」



ぶつかったのは背の高い人。

パッと上を見た瞬間、ゾワッ…と鳥肌が立ち、全身が身震いをした。


見惚れるほどの美貌に抜群のスタイル。

そして、現実に生きるものとは思えないくらい光のない目。


その人は、迷惑そうに冷ややかに私を睨んでから、さっと横を通り過ぎて階段を下っていった。


何だあの人…

あんな、生きてないみたいな瞳、初めて見た。

ちらっと後ろの階段を見てから、自分のクラスに向かった。


ガラッと扉を開ける

教室の中はみんながわいわいと話していて、案外賑やかだった。

意外だな、校門からお嬢様とか坊っちゃんが多いイメージだから、教室内ももっと静かなものだと思ってたけど、そうでもない…?

私は、サササッと教室の後ろを通って自分の席につく。

荷物を整理しながら教室の中を見回す。

教室の端ではお嬢様たちが上品に笑い合って、教室の真ん中では坊っちゃんが周りの人たちに夏休みの自慢話をしている。

わぁ、…みんなお金持ちオーラがすごい…!

私、お金持ちでもないし、お金持ちお嬢様のお上品オーラ出せないよ…?

浮かないかな、大丈夫?

周りのきらきらしたオーラにびっくりしてると、目の前にひょこっと出てきたウルフカットの男子。



「氷くん!」

「やほ!弥夏ちゃん3組なんだ!」

「うんっ」



話しかけてくれたのは、転校して初めて出来た友達の氷くん。

元気で明るい氷くんはクラスの人気者らしく、自然と人が集まってきた。

「みんなおは〜!」とにっこにこの笑顔でみんなに挨拶している。

すごいなぁ、氷くんがいるだけで教室がさっきよりも明るくなった気がする。

そこに、後ろから誰かの気配。



「…氷の周りは相変わらず明るいな。」



そう言って横に現れたのは遥翔様。



「そうですね、こっちまで明るくなるような気がします。」



みんなに挨拶するなんて、私には到底出来ないなぁ。

すごいなぁって思いながら氷くんのことを見ていると、見ていたことがバレたのか、遥翔様のことを見つけたからか、ぴょこぴょこっとこっちに来た。氷くんの周りの人たちと一緒に。

氷くんがこっちに来た目的はやはり遥翔様のようで、「さっきぶりぃ〜!」と目の前でにこにこしながらちょこちょこと動いている。

氷くんは遥翔様のこと大好きだなぁ。遥翔様は目の前でちょこちょこ動く氷くんが鬱陶しいのか半眼になってる。

そんな2人が少し面白くてにこっとしてると、氷くんがこっちを向いた。



「ね、弥夏ちゃんって超頭いいの?」



……ん?



「だって、ここに転校するのって難しいテスト受けないといけないんでしょ?」



難しいテスト…やっぱりそういうの受けないと入れないんだ……



「しかも3組に入れたんなら、相当頭いいんじゃない?」



氷くんがどうなの?と目を見ながら聞いてくる。

私が頭良いなんて……私はその真逆でテストで一桁台の点数を出せる人です…!なんか頭いいとか期待させちゃってごめん氷くん!!!

でも、そんなことは口が裂けても言えない。

私は頭が超が着くほど悪いなんて言ったら遥翔様の名誉が落ちてしまう。

なんとしてもバラしちゃだめだ…!

まっすぐに見つめてくる目を「あはは…」と見つめ返しながら、どう答えようか必死に考える。
黙る私に、氷くんは次第に首を傾けていく。 そして、なぜか周りも若干静かになっている気が…。

これは、失敗したらいけないやつ…!

えーと、えーと、…考えれば考えるほど出てこない!

嘘つくのが苦手な人に、こんなの無理だぁ!!!



「おい、チャイムなるぞ。」



心のなかで叫んだところで、遥翔様が一言。



「えぇ、もう時間ー? んじゃまた後でねっ」



そう言って自分の席に帰っていく氷くん。

氷くんと一緒に周りにいた人たちも席に帰っていく。

ほっ…助かったぁ。



「ありがとうございます、遥翔様。」

「弥夏のその極秘情報が生徒にバレたら、オレの名誉が落ちるからな。」



そう言い、遥翔様は私の隣の席に座った。



「あ、隣の席なんですね…!」

「あぁ。オレが先生にお願いした。」



なるほど、遥翔様がこうしてほしいってお願いしたのか…!



「え、なんで!?」

「なんでって、もちろんお前に――、あー…」



お前に……なんだろ?

少し周りを見た遥翔様は、「後で言う。」そう言って前を向いた。

ちょうどそこで先生が教室に入って来てた。

みんながいるところでは言いにくいことなのかな?

なんでだろうと思っていると、教室の後ろのドアが開いて、一人の男子が入ってくる。

イケメンオーラ抜群の身長の高い男子だ。

その男子は先生のいる教卓まで行って、「遅れてごめんなさいっ」謝る。

先生は「これくらいなら大丈夫ですよ。」と微笑んで言う。

「よかったぁ…!」とにこっとしたその男子は氷くんの横の席らしく、氷くんが「なんでいなかったんだよ〜?」と話しかけている。

自然と2人のところだけ明るくなった気がする。



「はい、静かに〜朝礼を始めますよ。」



先生がそう言い朝礼が始まる。

朝礼は特に話もなく、すぐに終わった。

朝礼が終わった教室は少し賑やかになる。

一限目は英語。よりにもよって一番苦手な教科だ…

英語の先生、どんな人だろう?バシバシ当ててくる先生じゃないと良いな…

先生、当ててこないでください…!お願いしますっ!

英語の先生は若い女の先生で、最初は当てられたりすることもなく、順調に授業が進んでいく。



「じゃあここ、少し難しいですが、解いてもらいましょうか。」



わ、来た……誰が当てられるんだろう…

先生は座っている私達をぐるっと見てから、私と反対方向の人の席を見た。

おっ、これは一発目は当てられない…!?



「紅雷さん、ここ解けましたか?」



名前を読んでから、先生の目線が私に向いた。

紅雷さん…え、わたしぃ!?

だって、さっき、違う人の方向見て……はっ、騙された…!?

わあぁぁやられたぁ……そしてこの問題、全くわからない。オワッタ……



「えと、…」



ど、どどど、どうしようっ…!

苦手な英語を相手にどうしようもなくなり、バレないようにパッと遥翔様の方を見る。

すると、ちょうど遥翔様の筆箱に隠れて先生からは見えない角度で、遥翔様が机の上でピースをして机を静かに叩いている。

人差し指で机を叩いたり中指で叩いたりしている。

なんだろ、どこかで聞いたことあるような…


『ツーツー トン ツーツー』


!!!

これ、モールス信号だ!

ってことは、『ツーツー トン ツーツー』は「ア」だから…



「答えは ア です。」

「はい、正解です。」



無事に答えて、解説が始まった。

よ、よかったぁ……遥翔様のおかげで答えられた…!

私は遥翔様がやったように、モールス信号で「ありがとうございます」と伝えた。

遥翔様は一瞬微笑み、再び真剣に授業を聞き始めた。


…あ、もしかして、遥翔様が先生に席を私の横にしてほしいって頼んだの、私が困った時に助けられるようにってこと!?

私が気づかないところで先に気を使わせてしまった…
でも、今、遥翔様が隣の席にいてくれなかったら私はクラスのみんなに醜態を晒してたよね、…遥翔様に感謝。

最初から迷惑をかけて申し訳ない…

せめて、ここからの授業からだけでもわからないところをなくそう…!

私はそう思い、授業に集中した。