「珠子さんとは電話で話したことしかなかったが。
お前に似合いそうだと思ったから――」
「あ、ありがとう。
でも、お前と珠子も似合っているぞっ」
友人思いの晃太郎がそんなことを言い出した。
「ありがとう、岩崎っ」
「……譲り合うな。
うちの妹が行きそびれるじゃないか」
とお盆を手にしたまま、高平が言う。
お前に似合いそうだと思ったから――」
「あ、ありがとう。
でも、お前と珠子も似合っているぞっ」
友人思いの晃太郎がそんなことを言い出した。
「ありがとう、岩崎っ」
「……譲り合うな。
うちの妹が行きそびれるじゃないか」
とお盆を手にしたまま、高平が言う。



