「明治大正ロマンス ~知らない間に旦那様が変わっていました~」

 燁子は珠子に手をつないでもらい、二人でライトアップされた庭にあるケーキやフルーツの並んだテーブルを見に行った。

 池田は年配の男性たちと談笑していたが。

 時折、珠子の話を振られるようで、そちらを見ながら、笑顔でなにか言っていた。

 ……気になる。

 なにを話しているのだろう、と思いながら、晃太郎は珠子と燁子の後をついていく。