「明治大正ロマンス ~知らない間に旦那様が変わっていました~」

「昼も鳴ってたんですか?」

 ええ、と言う藤崎の言葉に不安を覚える。

 失踪している両親になにごとかあったのだろうかと思ったのだ。

 だが、そのあとは、幾ら待っても電話はかかってこなかった。