「明治大正ロマンス ~知らない間に旦那様が変わっていました~」

 



 夜には眩しいほどライトアップされた施設内や噴水などを見て、みな、新しい時代の到来を感じているようだった。
 二人でイルミネーションを眺め、いい雰囲気にはなったのだが、へとへとになっていた珠子たちは近くの宿にたどり着くなり、爆睡してしまった。

「……高平が心配するほどのこともなかったな」
と朝食の席で晃太郎が呟いていた。