「明治大正ロマンス ~知らない間に旦那様が変わっていました~」

 順番が来て船に乗り込むと、海軍服を着た船頭さんが船を出発させた。

 船は池に向かって突っ走り、珠子たちは絶叫する。

 バシャンッと船が池に突っ込むと、お気に入りの着物にもちょっと飛沫が飛んだが、それも気にならない。

 同じ興奮を味わった見知らぬ老夫婦や家族連れと笑い合う。