覚悟を決めた夏、あの空の向こうに



 真央と一緒に食品店へ買い出しに行く途中。

 すごく人が多いような印象を受けた。

 やっぱり、今日は大きなサマーフェスティバルがあるからなんだと、あらためて感じてしまう。


 道を歩いてる途中で、広報の看板を見つけた。

 島で一番大きなサマーフェスティバルを宣伝するための、ポスターが張ってある


「真央、見て見てっ!」


 私は思わず、ポスターに指をさしながら興奮ぎみに言ってしまう。

 そこに書かれてる、お祭りのイベント内容を目にした私は楽しみでしかたない。

 毎年、参加しているのか、真央は冷静な表情で頷いてるだけ。


「すごく楽しそうだね」


 私がそう言うと、真央が両手を空に突き上げ、手の平をヒラヒラとし始めた。


「なにそれ?」


 私は、妹のやっていることが理解できず不思議顔。

 横に小首を傾げている私を見て、真央は掲示板に視線を向ける

 そして、ポスターに向けて指をさした。



「えっ……」