* * *
「里依さん。」
「はい、なんでしょう?」
「一橋さんって元気にしてる?」
「怜花…ですか?多分、元気というか、この前はちゃんとイベント走ってたと思いますけど。怜花がどうかしましたか?」
珍しく日曜が休みだった三澄は里依の家に来ていた。そんな三澄のもとにはこれまた珍しい二階堂からの連絡があった。丁度良く里依がいるタイミングで。
「ん-…なんか、二階堂が一橋さんと連絡が取れなくなってるっぽくて、里依さんは何か知ってるかなって。」
「二階堂さんと…怜花?」
里依の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいだった。その二人の接点と言えばバーベキューの時に少し揉めていた程度だったと記憶している。連絡先はいつの間に交換していたのだろうか。
「あれ、なんか聞いてない?一橋さんと二階堂、たまに連絡してる、みたいな。」
「えっ、そうなんですか!?」
「里依さんに話してなかったってことは、一橋さんとしては内緒だったかな…?だとしたらごめん。ただちょっと、二階堂に余裕がない感じで…。」
「余裕がない?」
里依の問いかけに三澄は頷いた。
「二階堂は連絡が取れないみたい。…里依さんとは普通に連絡が取れてるってことは、二階堂が何かやらかして、一橋さんに距離取られちゃったかな。…本当は俺にも里依さんにも言うつもりなかったけど、最終手段として聞いてきたんだろうなぁ。」
「二階堂さんの連絡だけ、怜花が無視してるってことですか?」
「詳しくは言ってきてないけど、そうじゃなかったらわざわざ俺に、里依さんに聞いてくれるって連絡来なくないかな?」
「それもそうですね。」
「連絡が意図的に無視されてるってことは、一橋さん的には手遅れってこと…かな。」
「…会って確かめますか?」
「え?」
里依は自分のスマートフォンを握りしめた。
「本当に手遅れはどうかは、本人に聞いてみないとわからないかなって。」
里依のその言葉に、三澄は微笑んだ。
「そうだね。ちょっと協力してくれる?俺さ、二階堂が本気ならちゃんと応援したいんだよね。色々聞いてもらったこともあったから。」
里依はにっこりと微笑んで、力強く頷いた。
「もちろんです!というかちょっと今、怜花を問い詰めたい気持ちです!」
「はは、確かにね!なんで内緒にしてたの~って里依さんに言われたら、一橋さんはたじたじになっちゃうかもね。」
里依は通話ボタンをタップした。怜花は力のない声で電話に出た。
「里依さん。」
「はい、なんでしょう?」
「一橋さんって元気にしてる?」
「怜花…ですか?多分、元気というか、この前はちゃんとイベント走ってたと思いますけど。怜花がどうかしましたか?」
珍しく日曜が休みだった三澄は里依の家に来ていた。そんな三澄のもとにはこれまた珍しい二階堂からの連絡があった。丁度良く里依がいるタイミングで。
「ん-…なんか、二階堂が一橋さんと連絡が取れなくなってるっぽくて、里依さんは何か知ってるかなって。」
「二階堂さんと…怜花?」
里依の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいだった。その二人の接点と言えばバーベキューの時に少し揉めていた程度だったと記憶している。連絡先はいつの間に交換していたのだろうか。
「あれ、なんか聞いてない?一橋さんと二階堂、たまに連絡してる、みたいな。」
「えっ、そうなんですか!?」
「里依さんに話してなかったってことは、一橋さんとしては内緒だったかな…?だとしたらごめん。ただちょっと、二階堂に余裕がない感じで…。」
「余裕がない?」
里依の問いかけに三澄は頷いた。
「二階堂は連絡が取れないみたい。…里依さんとは普通に連絡が取れてるってことは、二階堂が何かやらかして、一橋さんに距離取られちゃったかな。…本当は俺にも里依さんにも言うつもりなかったけど、最終手段として聞いてきたんだろうなぁ。」
「二階堂さんの連絡だけ、怜花が無視してるってことですか?」
「詳しくは言ってきてないけど、そうじゃなかったらわざわざ俺に、里依さんに聞いてくれるって連絡来なくないかな?」
「それもそうですね。」
「連絡が意図的に無視されてるってことは、一橋さん的には手遅れってこと…かな。」
「…会って確かめますか?」
「え?」
里依は自分のスマートフォンを握りしめた。
「本当に手遅れはどうかは、本人に聞いてみないとわからないかなって。」
里依のその言葉に、三澄は微笑んだ。
「そうだね。ちょっと協力してくれる?俺さ、二階堂が本気ならちゃんと応援したいんだよね。色々聞いてもらったこともあったから。」
里依はにっこりと微笑んで、力強く頷いた。
「もちろんです!というかちょっと今、怜花を問い詰めたい気持ちです!」
「はは、確かにね!なんで内緒にしてたの~って里依さんに言われたら、一橋さんはたじたじになっちゃうかもね。」
里依は通話ボタンをタップした。怜花は力のない声で電話に出た。



