永遠の絆*

「後ろ向いて」


言われた通り翔に背中を向けると翔の手の感触が肌に伝わったと同時にネックレスの冷たさが肌に染みた。


「ありがと。大事にする」


そう言った私に翔は何も言わずに微笑んだ。

嬉しかった。別に今のままで私は幸せなのに。

翔と居れる事だけで幸せなのに。

今はそれ以上に嬉しかった。


翔のマンションに着いてからはソファーに横になりテレビを見ながらただぼんやりとしてた。

時計の針が12時に差し掛かろうとした時、翔がお風呂から上がってきた後に続いて私も入り、すぐにベッドに潜り込んだ。


「あったかい」


翔が先にベッドに入っていた為、布団の中は心地いいくらいに温かくて、それだけで幸せを感じる。


「だろ?俺の体温で温めてやったからな」

「ありがとね」

「つかなんで風呂入ってんのにこんな冷てぇの?」


足に絡んでくる翔の足の体温が物凄く温かい。


「わかんない」

「冷たすぎだろ」

「だって寒いもん。温めてよ」

「俺の体温全部あげる」


そう言う翔に私はやんわりと笑い、翔の腕が私の背中に回る。

更に絡まっていく足から翔の温もりを感じる。

その温もりを感じながら私も翔の背中に腕を回し胸に顔を埋める。

この今の現状が夢ならば、このまま覚めないでほしいと思った。

それくらい翔を身近に感じてたかった。


「…私、」


そう小さく声を出したのは暫く経ってからだった。