永遠の絆*

「うん?」


首を傾げながら翔を見つめると、翔は持っていた小さなバックから何かを取り出す。


…何だろう。


そう思ってる時だった。

目の前に置かれる真っ白な長細い箱。

その真っ白の箱に飛び込んでくるように巻かれた真っ赤なリボン。


「みぃちゃんに…」


そう言った翔に視線を向けると、翔は薄っすら微笑んで私を見つめた。


「何?…これ」

「見れば分かる」


そう言った翔から視線を逸らし箱に手を伸ばす。

ゆっくりと真っ赤なリボンを解いてパカっと蓋を開けると、これ以上にってないくらいキラキラと輝いているシルバーのネックレスが入っていた。

思わず息が止まってしまう。

見るだけで分かる。

絶対に高いよこれ…


「何で…」

「受け取って」


そう言った翔に私は咄嗟に首を振ってしまった。


「受け取れないよ」

「何で?」

「何でって、こんな高そうなやつ受け取れない」

「全然、高くねぇから」

「いや、私と翔は金銭感覚違うから」


だって、全然価値観違うじゃん。

それになんで私なんだろうって、今でも思うのに。