「お待たせしましたっ……」
待っててくれた玄さんに駆けよる。
トイレで、ウィッグを外してきた。カラーコンタクトはまだ慣れてなくて不安だから、寮へ帰ったら外そうと思う。
玄さんは壁によりかかっていた体を浮かせ、私を見る。
「コスプレ、やめにしたのか」
「はい。服はさすがに持ってきていないからこのままなんですけど……」
どう見ても似合わないかわいくて上品なワンピースは、まだ着ていた。少し恥ずかしい……。
「その服、似合っている」
「え……」
一番ありえないところを褒められて、私は固まる。
でもすぐにお世辞なことに気づいて、私は「ありがとうございます」とお礼をした。
そういえば……視線がたくさん集まってるな……。
玄さんかっこいいからわかるけれど、居心地が悪い……。
「じゃ、行くか?」
「あ……はい! そうですね、どこ行きます?」
待っててくれた玄さんに駆けよる。
トイレで、ウィッグを外してきた。カラーコンタクトはまだ慣れてなくて不安だから、寮へ帰ったら外そうと思う。
玄さんは壁によりかかっていた体を浮かせ、私を見る。
「コスプレ、やめにしたのか」
「はい。服はさすがに持ってきていないからこのままなんですけど……」
どう見ても似合わないかわいくて上品なワンピースは、まだ着ていた。少し恥ずかしい……。
「その服、似合っている」
「え……」
一番ありえないところを褒められて、私は固まる。
でもすぐにお世辞なことに気づいて、私は「ありがとうございます」とお礼をした。
そういえば……視線がたくさん集まってるな……。
玄さんかっこいいからわかるけれど、居心地が悪い……。
「じゃ、行くか?」
「あ……はい! そうですね、どこ行きます?」

