好きになっちゃ、いけない。〜イケメン主は家政婦兼最強スパイちゃんを溺愛したい〜

「え〜!? いいんですか杏さん! やったぁ〜!」
 休み……! 陽宙くんの喜びっぷりを見ると、珍しいことがわかる。
 ふふっ、ラッキーだなぁ。でも何しよう。
「よぉっしー、咲地、柚希ちゃん! 早く掃除終わらせちゃお!」
 きらきらした目でこちらを見てきた陽宙くんを見て、私は微笑みながら頷いた。





「終わった〜! 休みだぁ!」
 掃除を終えた陽宙くんが、ビュンッとものすごいスピードで寮の方へ帰って行った。
 春雷くんは何も言わないけど、表情が少し輝いているのを見て嬉しいんだなぁとわかる。
 そして、私はというと。
「何しようかなぁ……」