春雷くんに突然「ありがとう」と言われて、私は首をかしげる。
えっと……なんのことかな……。
春雷くんが差し出したハンカチを見て……そうだ、思い出した。私春雷くんにハンカチ貸したんだっけ。もしかして、それのお礼……?
「お礼って、昨日の怪我の時の?」
「あぁ」
「えっ、そんなのいいよ」
このクッキーって、私にあげるつもり……? ハンカチ貸しただけなのにっ。
あわててぶんぶんと手を横に振る。
「私、ただ人として当然のことしただけだよ。こんなの受け取れない」
「でも……」
「これは、春雷くんが食べて?」
「いや、受け取ってくれ……」
なかなか食い下がらない春雷くん。これは、私が受け取るまで食い下がらないタイプかなっ……!?
そう感じ、私はしぶしぶながらも受け取った。
「わかった。ありがとう、春雷くん」
えっと……なんのことかな……。
春雷くんが差し出したハンカチを見て……そうだ、思い出した。私春雷くんにハンカチ貸したんだっけ。もしかして、それのお礼……?
「お礼って、昨日の怪我の時の?」
「あぁ」
「えっ、そんなのいいよ」
このクッキーって、私にあげるつもり……? ハンカチ貸しただけなのにっ。
あわててぶんぶんと手を横に振る。
「私、ただ人として当然のことしただけだよ。こんなの受け取れない」
「でも……」
「これは、春雷くんが食べて?」
「いや、受け取ってくれ……」
なかなか食い下がらない春雷くん。これは、私が受け取るまで食い下がらないタイプかなっ……!?
そう感じ、私はしぶしぶながらも受け取った。
「わかった。ありがとう、春雷くん」

