「俺は、司会者かな」
ふふっ、似合いそうだもんなぁ。
「翔くん、みんなの前で意見とかハキハキ言えるタイプだもんねっ……。尊敬する……」
「えぇ? そんなことないよ。でも、ありがとう」
二人で笑いあっていると、実行委員長さんが「もう第一希望決まったかなー? 訊いてくよ」と声を出した。
「まず、司会者やりたい人、手あげて〜! ちなみに人数オーバーした場合は、正々堂々とジャンケンね!」
実行委員長さんの言葉に、翔くんや他の人がパラパラと手をあげていく。
それを見て、実行委員長さんは手をあげた人の名前を黒板に書き込んでいった。
あ……ちょうど、十五人だっ……!
「それ以外にいないかな〜? なら、司会者はこれで決定だね!」
実行委員長さんの言葉に、翔くんが「やった」と無邪気に呟く。
「次、台本係になりたい人!」
周りの人が素早く手をあげる。
私も手をあげようと思ったけれど……もう六人をオーバーしていることに気づいて、あわててあげかけていた手を降ろした。
「あー、七人か。ジャンケンだね〜! 残りの人は、雑用係ってことでいいのかな?」
ふふっ、似合いそうだもんなぁ。
「翔くん、みんなの前で意見とかハキハキ言えるタイプだもんねっ……。尊敬する……」
「えぇ? そんなことないよ。でも、ありがとう」
二人で笑いあっていると、実行委員長さんが「もう第一希望決まったかなー? 訊いてくよ」と声を出した。
「まず、司会者やりたい人、手あげて〜! ちなみに人数オーバーした場合は、正々堂々とジャンケンね!」
実行委員長さんの言葉に、翔くんや他の人がパラパラと手をあげていく。
それを見て、実行委員長さんは手をあげた人の名前を黒板に書き込んでいった。
あ……ちょうど、十五人だっ……!
「それ以外にいないかな〜? なら、司会者はこれで決定だね!」
実行委員長さんの言葉に、翔くんが「やった」と無邪気に呟く。
「次、台本係になりたい人!」
周りの人が素早く手をあげる。
私も手をあげようと思ったけれど……もう六人をオーバーしていることに気づいて、あわててあげかけていた手を降ろした。
「あー、七人か。ジャンケンだね〜! 残りの人は、雑用係ってことでいいのかな?」

