私が、どうしたいか……?
正直に言っちゃえば、断りたい。……だけど、期待の目でこちらを見つめている人がいて、言葉が出ない。
だって、私が断ったらまたあの空気に戻っちゃうし……。
それならせっかく推薦してくれたんだし、みんながいい気持ちになれるのなら……、
「や、やります」
そう口に出した瞬間、梨花ちゃんや他の人の顔がパッと輝いた。
梨花ちゃんが一番最初に拍手をし始め、だんだんと広がっていく。
拍手するクラスメイトの中、紗奈ちゃんと翔だけが心配そうな顔をしていた。
「雨雅、赤木、よろしくな。早速だが、今日の放課後顔合わせがあるらしい」
「あ……はいっ」
「了解です」
実行委員……なっちゃった……。うぅ、でも翔くんもいるし……頑張ろう!
ぎゅっと机の上で拳を握りしめる。
周りはもうそんな私を気にせず、授業の準備に取りかかっていた。
正直に言っちゃえば、断りたい。……だけど、期待の目でこちらを見つめている人がいて、言葉が出ない。
だって、私が断ったらまたあの空気に戻っちゃうし……。
それならせっかく推薦してくれたんだし、みんながいい気持ちになれるのなら……、
「や、やります」
そう口に出した瞬間、梨花ちゃんや他の人の顔がパッと輝いた。
梨花ちゃんが一番最初に拍手をし始め、だんだんと広がっていく。
拍手するクラスメイトの中、紗奈ちゃんと翔だけが心配そうな顔をしていた。
「雨雅、赤木、よろしくな。早速だが、今日の放課後顔合わせがあるらしい」
「あ……はいっ」
「了解です」
実行委員……なっちゃった……。うぅ、でも翔くんもいるし……頑張ろう!
ぎゅっと机の上で拳を握りしめる。
周りはもうそんな私を気にせず、授業の準備に取りかかっていた。

