「陽宙、くん」
呼んでみると、陽宙くんが満足気に微笑んだ。
「じゃ、明日からお仕事頑張ろうね〜!」
そう言って、陽宙くんは自分の部屋の方向へとかけていく。
私もベンチから立ち上がり、部屋へと歩き出した。
えへへっ、なんだかんだ仲良くなれそう……かも?
──でも、私はそんなに仲良くなりすぎちゃダメだったんだっけ。
私と陽宙くんたちは、敵同士だから……。
そう考えたとたん一瞬で嬉しかった気持ちがしゅるしゅるとしぼんでいき、きゅっと胸が痛んだ。
呼んでみると、陽宙くんが満足気に微笑んだ。
「じゃ、明日からお仕事頑張ろうね〜!」
そう言って、陽宙くんは自分の部屋の方向へとかけていく。
私もベンチから立ち上がり、部屋へと歩き出した。
えへへっ、なんだかんだ仲良くなれそう……かも?
──でも、私はそんなに仲良くなりすぎちゃダメだったんだっけ。
私と陽宙くんたちは、敵同士だから……。
そう考えたとたん一瞬で嬉しかった気持ちがしゅるしゅるとしぼんでいき、きゅっと胸が痛んだ。

