好きになっちゃ、いけない。〜イケメン主は家政婦兼最強スパイちゃんを溺愛したい〜

 きっともう私が株式会社namihara側だってこと知ってると思うし……騙していたこと、謝らないといけない。
 許してくれない可能性の方が高いけど……。
「それ、俺もついていっていいか?」
「そうしてくれたら心強いですけど……いいんですか?」
「ついていきたい」
「ありがとうございます……!」
 玄さんがついてきてくれると思うと、ほっとする。
 って、私、玄さんに頼りすぎだっ……!
 そのことに気づいて、顔が赤くなった。
「す、すみません……頼りすぎてしまって……」
「柚希が、俺に?」
「え? は、はい……」
 謝ると、玄さんは目を見開いた。
 次の瞬間、ふっと目を細め笑ってくれる。
「嬉しい」