「なら、マンガとか、絵とか」
「マ、マンガ好きなんだね」
「うん! 夏帆ちゃんも?」
「え、う、ゴホッ、ん゙っ、ん゙っ、私はあんまり読まないかなあ……。ははは」
夏帆ちゃんは大きく咳き込んで、手元の水筒を一口飲んだ。どうかしたのかな。
「マンガの模写だけだと研究っぽくないから、マンガの内容や、おすすめポイントもまとめて、提出したらそれっぽくなるんじゃない?」
「めっちゃいい!」
それなら、マンガも読めるし、絵も描けるし、宿題もできる!一石二鳥ならぬ、一石三鳥だよ……!
「夏帆ちゃん、天才!」
夏帆ちゃんはテスト五十点以下の再テストを受ける人の教室で見かけたことがない。
まあ私はたまーに、いや、テスト四回につき一回くらいその教室にお邪魔するんだけど……。
わ、私のことはいま関係ない。とりあえず夏帆ちゃんは頭が良いってこと。先生に怒られているのもみたことない。
やっぱり頭いい!
「そんなことないよ。で、内容は、感想、おすすめポイント、あらすじ、とイラストでいいかな?」
「マ、マンガ好きなんだね」
「うん! 夏帆ちゃんも?」
「え、う、ゴホッ、ん゙っ、ん゙っ、私はあんまり読まないかなあ……。ははは」
夏帆ちゃんは大きく咳き込んで、手元の水筒を一口飲んだ。どうかしたのかな。
「マンガの模写だけだと研究っぽくないから、マンガの内容や、おすすめポイントもまとめて、提出したらそれっぽくなるんじゃない?」
「めっちゃいい!」
それなら、マンガも読めるし、絵も描けるし、宿題もできる!一石二鳥ならぬ、一石三鳥だよ……!
「夏帆ちゃん、天才!」
夏帆ちゃんはテスト五十点以下の再テストを受ける人の教室で見かけたことがない。
まあ私はたまーに、いや、テスト四回につき一回くらいその教室にお邪魔するんだけど……。
わ、私のことはいま関係ない。とりあえず夏帆ちゃんは頭が良いってこと。先生に怒られているのもみたことない。
やっぱり頭いい!
「そんなことないよ。で、内容は、感想、おすすめポイント、あらすじ、とイラストでいいかな?」

