私のマンガノート

「あ、けど絵もかわいいし好きだけどね!」

 にこりと笑って返す。

 そりゃあ自分が気に入ったマンガを「わからない」なんて言われたら嫌だよね。

 しかも思っても口に出しちゃいけないことだった。反省。

「……たしかに、何でかわかんない、よね」

 あれ?様子がおかしい

「ごめん、夏帆ちゃん体調悪い?」
「ううん。用事思い出したから帰るね」
「う、うん」

 私、何か言っちゃったよね。

 そんな時、一枚のメモが私の目にとまった。

 夏帆ちゃんの家の住所と地図だ。

 前教えてくれたんだ。

「行こう」

 用事があるって言ってたけど、とりつくろったうそにきこえた。

 きっと家にいるはず。