私のマンガノート

 一週間が経ち、残りのページはあと一ページ。 

 全体の振り返りを書くだけ。

「もう終わりだね」
「うん。もうちょっとだ」

 終わるのは嬉しいけど、夏帆ちゃんとのこの時間が終わるのも名残惜しい。

「この本面白かったよ。ありがとう」
「面白かった?」
「うん」

 私が貸してたマンガは、主人公がダンススクールでダンスを頑張る話。

「花音ちゃんの気持ちがめっちゃ同感だった!」
「そうかな。」

 主人公の花音ちゃん、ダンスしているのを友達に隠しているんだけど、なんで隠すのかなって思う。

「え?」

 夏帆ちゃんは驚いたようにききかえす。

「だってダンスしているのを隠すのが分からないからさ、言っちゃえば良いって思っちゃう」

 私が言うと夏帆ちゃんは傷ついたような顔をする。

 え?