私のマンガノート

 夏帆ちゃんは持ってきたカバンにクッキーを入れた。

 よかった。忘れ物がないか確認すると、机に貸してもらったギターのマンガがおいてあった。

「これ、忘れてるよ」
「次来たとき持って帰るよ。絵も描きたいでしょ」

 言ってなかったのに。実は早く絵が描きたくてうずうずしてたんだ。

「うん、ありがとう! 次はいつが良いかな」

 言ってから気づいた。手伝ってもらうのに図々しいかな。
 そう思ったけど、なにも気にしてないように夏帆ちゃんはにっこりと笑って言った。

「明後日ならあいてるよ」

 やった!

「なら、また同じ時間に来てね」
「うん!」

 楽しみ~!

「じゃあ、お邪魔しました」

 夏帆ちゃんは礼儀正しくぺこりとお辞儀をしてから帰った。

「またね!!」