どっちの愛も、重すぎて息ができない。

そこには小さな私と湊、そして

後ろの方で少し照れくさそうにピースを
している奏多。

これは3人で並んで写った保育園の時の遠足の写真。


そして同時に色んな記憶が頭をさまよった。

砂場で一緒に遊んだ記憶、
小さな手をつないだ温かさ。

ブランコから落ちて泣きじゃくる私を
必死に慰める湊と奏多。

「莉奈もしかして、思い出して……」
「……わ、分からない、でも私たち、」