「莉奈、今日も迎えいくから、絶対ひとりで帰るなよ」 放課後の昇降口。 恋人の奏多は、当たり前のように私の靴箱 の前で待っていた。 高身長で整った顔立ち、女子たちが圧巻する "学年の王子様"は 私の、彼氏。 「うん。ありがとう。」 ニコリと笑って答えると、奏多も優しく 微笑んでくれる。……でも、 「今日、隣の席の男子と話してたよね?」 「うえ!?た、ただノート貸しただけだよ」 「俺以外の男とあんま話すなって、前言ったよね?」