先輩は、パンを手にしながら近づいてきた。 「もしかして、弁当持ってきてくれた?」 …うん、そうだけど。 「でも、もう必要ないですよね?」 そう言いながら、先輩の手元のパンを見た。 でも、先輩は笑って言った。 「これは朝ごはん。昼はこっち」 えっ。 次の瞬間、私の手からお弁当箱がひょいっと奪われた。 「ありがと~!今日も楽しみ!」 満面の笑顔。 眩しすぎる。 …なんなの。