この恋、予定外すぎて困ってます


***



次の日の朝。

私は、出かける準備をしながら、リビングにいるお母さんと由紀人さんに声をかけた。



「今日、先輩とお弁当箱を買いに行ってくるね。 お昼も外で食べる予定」



由紀人さんは新聞をめくりながら、



「気を付けてね」



と、穏やかに言った。


私は少し迷ってから、



「由紀人さんの分も、弁当作ろうかと思ったんですけど」



と聞いてみた。

すると、由紀人さんはふっと笑って、「仕事の都合上、外で食べることが多くてね〜。その気持ちだけで十分だよ」 と、優しく返してくれた。

その言葉に、なんだか胸があったかくなった。