「性格は、お母さんのこと知らないけど…きっと由紀人さんに似てると思います」 涼ちゃんが、ぽつりとそう言った。 「先輩、穏やかで優しいから」 その言葉に、胸がぎゅっとなる。 「そ、かな…」 声が震えそうだった。 あー、やばい。泣きそう。 でも、涼ちゃんは気づいてないみたいで、アルバムを見ながら急に声をあげた。 「わー!この先輩可愛い!写真撮ってもいいですか?」 「…あげるよ」 「えっ!」 涼ちゃんが目をまんまるにして驚いてる。