この恋、予定外すぎて困ってます




***



夜。
部屋は静かで、灯りだけがぽつんと灯ってる。

私は、ソファで縮こまって待っていた。


ガチャッ。

玄関の鍵が開く音。
その瞬間、心臓が跳ねる。



「ただいまー…涼ちゃん、まだ起きてたの?」



先輩の声。
優しくて、あったかくて。
その笑顔を見た瞬間、涙がにじむ。

会いたかった。
すごく、すごく会いたかった。



「どうしたの?」



先輩が、私の顔を覗き込む。
その目は、優しくて、でも少し心配そう。



「今日、美冬さんに会いました」



そう言った瞬間—— 先輩の動きが、ピタリと止まる。