「じゃあ、皿洗いは俺がやっとくよ」 「ありがとうございます」 私は、鞄を持って、玄関へ向かう。 靴を履いて、ドアを開ける。 「行ってきます」 「行ってらっしゃい」 背中越しに聞こえるその声が、なんだか妙に優しくて。 でも振り返らずに、私は家を出た。 外の空気は、ちょっと冷たい。 でも、心の中はもっとザワザワしてる。 …一緒に登校なんて、無理!!!!