同じ学祭なのに、まるで別の世界みたい。 悲しいな……。 胸の奥が、じんわりと冷えていく。 そのとき—— カチャカチャとお皿を洗っていた私の背中に、ふわっと温もりが触れた。 「……え?」 先輩が、後ろからそっと抱きしめてくる。 「ちょっ、先輩。水かかりますよ!」 お皿を洗ってる私の背中に、ぴったりくっついてくる先輩。 「いいよ。涼ちゃん、いい匂いするね〜」 そう言って、首筋に顔を埋めてくる。 ひゃっ……! ちょ、ちょっと待って!? この前から、ルール違反しすぎじゃないですか先輩!!