太陽の光が水に反射して、肌に滴る水が、まるで映画のワンシーンみたいで。
水も滴るいい男すぎる。
見ちゃいけないのに、 見ちゃう。
見たら最後、心が沈んでいく。
…先輩って、こんなにかっこよかったっけ。
いや、前からかっこよかったけど。
でも今は、なんか違う。
好きって気持ちがあるだけで、全部が特別に見える。
水しぶきも、笑い声も、全部、私の心に降りかかってくる。
…どうしよう。
「涼ちゃんも乗ってみる?」
「い、一回だけ」
ちょっとだけ勇気を出して、シャチに挑戦。
でも――
高すぎて、背中に乗れない。
「抱っこしようか?」
「大丈夫です!あっちで乗ってきます!」
先輩の顔が近すぎて、心臓が持たなかった。



