えー!! 2人きりにしないで! でも、断れなくて。 結局、塗ることに。 手に日焼け止めを出して、そっと背中に触れる。 ひんやりしたはずなのに、私の手の方が熱くなってる気がする。 「涼ちゃん、水着昨日買いに行ったの?」 「は、はい。花と」 先輩は、 日焼け止めを塗られながら何気なく聞いてきた。 「ふ~ん」 その言い方が、 なんか含みがあって。 「な、なんですか」 心臓がバクバクしてるのに、 声だけは平常心を装った。