「涼ちゃーん、おーい」
ハッと我に返る。
目の前には――
海パン姿の先輩。
えっ。
ちょっと待って。
かっこよすぎるんですけど!?
み、見てられない…!!
でも、見ちゃう。
でも、見れない。
でも、やっぱり見ちゃう。
そんな私の横で、花がさらっと言った。
「先輩たち、いい体してますねー」
ちょっ…!
花がそんなこと言うから、 余計に見れなくて目を逸らした。
でも、視界の端に映る先輩の姿がまぶしすぎて。
海の光が反射して、肌がキラキラしてて、笑顔が爽やかすぎて。
心臓が、バクバクしてる。
…これ、どうしたらいいの。



