この恋、予定外すぎて困ってます


***



やってきた海。

お母さんの仕事が休みだったので、車で送ってもらった。

窓の外に広がる青い海。
潮の香り。
遠くで聞こえる波の音。



「わ~海!」



思わず声が出た。



「結構人いるね」



先輩がそう言って、涼しげな顔で海を見渡す。



「着替えたらかき氷の前集合ね」



そう言って、先輩はテントの方へ歩いていった。

どうしよう。
緊張する。
水着姿、見られるの… 先輩に見られるの…



「涼、可愛いから大丈夫だって」



花が笑いながら言ってくれた。

その言葉に少しだけ勇気をもらって、着替えて浮き輪を持って集合場所へ。


でも――

そこにいたのは、女子に囲まれてる先輩たち。